私は大学に入学したときから東京に住んでいますが、実家は群馬県です。実家に帰る電車の中で登山リュックを背負ってヘルメットを持っている人を見かけることがありましたが、登山だけならヘルメットは必要ないと思い、何をする人なのかは分かっていませんでした。しかし、友人からその人たちはクライミングをする人だということを聞かされ驚きました。地元である群馬の岩場は険しく、そこに登る人がいるとは考えられなかったからです。 そんなきっかけでクライミングに興味を持った私は、東京のクライミングジムでボルダリングに挑戦することにしました。訪れたのはNOBOROCKというジムです。受付で会員登録を行いますが、その際に誓約書に記入しました。誓約書には怪我をした場合も自己責任という文言があり、やはり簡単なことではないと身が引き締まります。 初心者なのでインストラクターによる講習を受けた後、いよいよボルダリングに挑戦します。最初に全体のホールドを見渡し、進むルートをイメージします。しかし、いざ登り始めると予想以上に体力を消耗しゴールまでたどり着けませんでした。それでもルートを考えてスタートし、修正を加えながら登るというプロセスに楽しみを覚えたのでこれからも通うつもりです。